miraihouse × connectill 育児期の女性の働き方について考えるランチミーティング

こんにちは、みらいハウス主宰、渡部郁子です。


今月のランチミーティングは、育児期の女性の働き方について考える意見交換会として開催。在宅、テレワークに特化した就業支援を行っている株式会社コネクティルの鵜飼様を交えての、熱い討論会となりました。


専門的なスキルのある人材と企業とのマッチングをめざすコネクティルさんの取り組みについてお話をお伺いしたあと、参加者からの様々な質問に丁寧に答える鵜飼さん。


在宅ワークという働き方を、企業にとって労働力を安価にするためのものではなく、社員の働き方のひとつの形態として、お互いにメリットになるような働きかけをしているコネクティルさんの取り組みは、今後主流になっていくのではないかと感じさせるものでした。


今回集まった参加者は、専門性の高いスキルを持ち、すでに在宅で仕事をしている方が多かったので、実際に在宅で仕事をする厳しさについても、様々な意見が飛び交いました。


在宅ワークを無理なく可能にするためには、夫婦間の育児や家事の分担についても考える必要があるのではないか、と私自身感じています。負担をそのままに在宅で仕事をすれば、睡眠時間を削って体調を壊す結果につながります。在宅で仕事をする場合、多くの方が子どもを預けないでしょう。朝から晩まで育児と家事をすべて負担し、仕事をするのは子どもが寝ている時間。そんな状態で、仕事がはかどるわけがありません。


日本の男性の育児・家事参加時間は、諸外国と比べてあまりにも低い数値。

夫の家事関連時間調査(ニッセイ基礎研究所)

夫の家事関連時間を増やそうと、家庭内でバトルしている女性もきっと多いことでしょう。これについては、世の男性陣の考え方を変えていくことも必要です。


今回ご紹介したかったのは、鵜飼さんの働き方に対する考え方。自身も、企業に勤めている頃は仕事に終われ、家庭で過ごす時間がないことに疑問を感じ、脱サラしたという境遇の持ち主です。現在は、仕事場と家庭の距離が近いので、朝から家族で食卓を囲み、夕方は子どもをお風呂に入れる時間に帰宅。飲み会に出るよりは、早く家に帰って家族でご飯を一緒に食べたい。鵜飼さんのように、家事・育児を当たり前に受け入れられる男性が、日本全体にもっともっと増えていくためには、どのような働きかけが必要なのか。今後も継続的に、働き方について考える会を開催していきたいと考えています。


ちなみに、みらいハウスでは集まって子どもを見守ることで、母親一人ひとりの育児時間を数秒でも減らし、ランチを用意するなどで家事時間を分担しながら、そこで生まれる隙間時間を使って仕事ができる環境を作りたいと思っています。あわせて、男性の育児・家事参加時間を増やす提案なども行っていきます。


PS.

今日のランチは、黒米入りのごはんに、オレンジ白菜と微生物のお世話係Kamosの自然栽培ほうれんそうを使ったお味噌汁、無農薬じゃがいもとたまねぎたっぷりの肉じゃがでした。








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コメント: 2
  • #1

    鵜飼雄太 (月曜日, 26 1月 2015 19:55)

    先日はお邪魔させて頂きありがとうございました。

    皆様との意見交換を通して、自分の見識を広めることができました。

    また是非参加させてください。

    PS. ランチに頂いた黒米入りのごはんがとってもおいしかったです(笑)
       今度詳細教えて下さい(笑)

  • #2

    みらいハウス (火曜日, 27 1月 2015 01:40)

    鵜飼さん、ありがとうございました!
    黒米ごはん、気に入っていただけてよかったです。
    白米に、大さじ一杯入れるだけ。
    ぜひお試しくださいね。