9月の座談会は、主に産休、育休制度について、意見交換を行いました。
産休、育休を取得して戻ってこない女性が多いという状況、産休を取る以前に結婚や妊娠を機に辞めるように促される会社もまだまだ多い、という話に驚いたという男性参加者が、外資に勤めていた時の体験談を次のように語りました。
外資の日本ブランチでは、社員は最低限、よく言えば少数精鋭の集まりだったので、誰かができないことはみんなでフォローしあう、という体制が整っていたし、協力し合う雰囲気があった。
産休などで長期の休養が必要な場合は期間限定のスタッフを雇うけれど、そもそもその会社の仕事内容は数ヶ月や一年ですべて把握できるようなことではないので、育休後は必ず戻ってきてほしい、と伝えていたし、本人も自覚していたとのこと。
だから育休後に戻ってこないスタッフはいなかったし、戻った後もやりがいのあるポジションで仕事をしながら、時間の配分などを工夫しながら育児にも取り組んでいたというお話でした。
他の人では代理できない仕事、育休後にも居場所ややりがいがある職場環境。これをヒントにすれば、育休取得後に帰ってくる人は増えるかもしれないと感じました。
そんな話し合いを毎月一度、開催しています。
次回は10月19日に予定しています。どなたでもお気軽にご参加ください。